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2024.09.21
住宅契約に迷った方に伝えたい事
秋らしい空になってきました。
寒暖の差が激しい季節です。体調管理に気をつけていきましょう。
最近、住宅契約直前のご相談が増えています。
ハウジングメーカーや不動産会社には、「お客様の所得であれば、住宅取得可能です。」とお話があるそうです。
住宅取得可能=住宅ローンを借入する
ことを指しているのではないでしょうか。
住宅取得可能=住宅ローンを返済できる・・・ではありません。
なぜなら、住宅ローンの審査には、今後の支出が入っていないからです。
今後の支出とは、教育費・介護費・車取得費・住宅維持費などです。
住宅ローン5,000万円(35年返済)を借入した場合、毎月返済金額はいくらになるのでしょうか?
・金利0.6%・・・約13万円(13万円の内元金返済は10万円)
・金利2.0%・・・約16万円(16万円の内元金返済は8万円)
現在の家賃はおいくらでしょうか?(会社からの家賃補助を差引ましょう)
今後金利は上昇すると考えてください。金利2.0%となった場合、返済できますか?
福島県内で家賃月10万円以上支払っている方はそうそういないのではないでしょうか。
私の相談者は、月6~8万円が多く見受けられます。住宅ローンは現在の家賃の約2倍となるのです。
ほとんどの方が、貯蓄ができなくなり、自動車買い替えも自動車ローンを組むことになります。
賃貸アパートの家賃で住宅が取得できる時代は、終わりました。
ご自身の夢は、住宅取得なのか、お子さんの教育であるのか、家族で話合っていただければ幸いです。
住宅取得はできないの?と思ってしまったかもしれません。大切なことは、住宅取得前に金融資産を作ることなのです。
当社では、2~5年かけての住宅取得をすすめております。家計改善を行い、自分の身の丈に合った住宅取得を行っていきましょう。
*住宅契約前に迷った場合
ハウジングメーカーや不動産会社(販売側)に「○○に相談したいので、日程変更をお願いできますか」とお話を持ち掛けてください。販売側が、「この方は、住宅ローンを返済できない」と考えている場合、契約日を『前倒し』してきます。他の方に相談されては、住宅取得をやめることがわかっているからです。『住宅ローンの返済可能な方である』と販売側が判断している方は、「お客様の不安な気持ちを取り除いた後に、契約しましょう」ときちんとした対応をとって下さいます。販売側がどのような対応に出るかをしっかり確認しましょう。(当社に相談せずとも、本当の意味での住宅取得が可能かがわかります。販売側の「次に購入を待っている人がいる」というのは、急かす材料でしかありません。)
*当社の相談状況
今月は、平日も含め『満席』となっており、10月分を受け付けております。ご検討のほど宜しくお願い致します。
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